こんにちは☺️
Total Care Salon COZYのゆきこです🌸
本日は【お通じ】の話です。
当店に来られるお客さまには一定数お通じに関するお悩みのある方がいらっしゃいます。
便秘もそうだし、下痢しやすいというのも含めて。
私自身、便秘には非常に悩まされてきた人ですし、
大学時代に過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返し、大変だった時もありました・・・
そもそも、お通じのメカニズムとか、知らなくないですか?
便秘で辛いのに、実は自分の身体のことがわかっていない・・・
お通じって、身体にとって本当に大切なことです。
大切なことなのに知らないと・・・
それでは改善しようがないんですねっ😅
まずは知ること。
自分を知ることから始めていきましょう☺️
では、早速。
お通じのメカニズムから❗️
【消化・吸収のメカニズム】
食べ物は口から肛門まで消化管を通って進みます。
消化管は食道、胃、十二指腸と続き、その後5~6mあると言われる小腸から、1.5~2mの大腸へ連なります。消化管は口から直腸まで全部を合わせて約9mとも言われています👀❗️
口から食べたものは食道を通って、胃の中に入ります。
胃袋の中では胃液と混ぜ、食べものをドロドロにします。その後十二指腸に移動し、消化液と混ぜます。
その後胆汁が十二指腸へ送られ、膵臓から出た消化酵素が食べものをブドウ糖やアミノ酸と言った栄養素に分解します。
消化管から分泌される胃液や胆汁、膵液は、1日に約6リットルに達すると言われ、これに食べものの中の水分や唾液を加えると、合計9リットルぐらいの量になります。
消化酵素で分解された栄養素は小腸を進みながら体内に吸収されていきます。
食物繊維などの消化されなかった残り約2リットルが大腸に入ります。
食物繊維が混ざったこの2リットルは、完全に水のような状態です。大腸では主に水分や電解質が吸収されるので、食べもののカス(食物残渣)だけが集められ、それが固まりとなったものが便になります。
⬇️こちらは便の硬さを表す【ブリストルスケール】です。⬇️
肛門周辺には内肛門括約筋(ないこうもんかつやくきん)と外肛門括約筋(がいこうもんかつやくきん)があります。内肛門括約筋は自分ではコントロールできない筋肉です。
それに対して外肛門括約筋は、自分でコントロールできる筋肉です。排便中枢を通じて副交感神経が刺激されると、内肛門括約筋は反射的に弛緩しますが、外肛門括約筋は排便動作をとらない限り弛緩しません。
つまり、意識的に外肛門括約筋を緊張させれば、便意を一時的に我慢できるわけです。
便の移動によって直腸内圧が40~50mmHg以上になると、刺激が直腸壁の骨盤神経から仙髄の排便中枢に伝わり、視床下部を経て大脳皮質に伝達され、便意を意識することになります。
こうした刺激は、直腸内の内容物より上方の緊張や運動を高め、それより下方の緊張や運動を低下させます。この絞り出すような運動により、便は次第に肛門に向けて送り出されていきます。
ですから意識的に排便をしようとして、排便動作をとって努責することにより、腹腔内圧と直腸内圧の上昇、直腸筋の収縮、横隔膜の押し上げなどの運動が協調して起こり、便が肛門から排泄されます。
排便のメカニズムは反射や筋肉の働きが関わってくるので、
少し難しいです😩
覚えなくてもちろんOKですよ❗️
なんか、身体の中でたくさんのことが起こってうんちが出るのね、
くらいは認識しておきましょう❗️
【便秘はなぜ起きるのか】
便秘は、大腸の中で内容物の移動に時間がかかり、水分が過剰に吸収されて便が硬くなったり、排便そのものが困難になることによって起こります。
便秘は「機能性便秘」と「器質性便秘」に分けられます。
機能性便秘には、大腸の機能障害で起こる弛緩性便秘と、大腸が痙攣して起こる痙攣性便秘、直腸の排便機能の障害で起こる直腸性便秘に分けることができます。
弛緩性便秘は、習慣性便秘の大半を占めます。大腸の蠕動運動が低下すると、内容物の通過が遅れて便秘になります。運動不足や長期臥床などで腸管への機械的刺激が不足したり、大腸の粘膜の感受性が低下することで引き起こされます。
痙攣性便秘は、大腸の過緊張により蠕動運動が強くなり過ぎて腸が痙攣を起こし、便の輸送に障害をきたしている状態です。大腸の働きを調節する自律神経がバランスを崩すことによって起こります。職場や家庭でのストレスが多い人や、リラックスするのが下手で常に緊張が抜けない人がなりやすく、若年者や仕事に追われるサラリーマンに多いとも言わています。
直腸性便秘は、直腸に便がたまって便意を感じた時に、排便を我慢することによって生じます。便意を我慢すると肛門括約筋が緊張して排便反射が抑圧され、一時的に便意が遠のきます。これを繰り返していると、直腸は次第に拡張して緊張が低下し、便が送り込まれても直腸内圧が十分に上がらず、便意を感じなくなってしまいます。
大腸そのものの障害によって起きるのが器質性便秘です。直腸癌、腸管の癒着などによって大腸に狭窄や屈曲が生じると、内容物が腸内に停滞して便秘が起こります。
そのほかに症候性便秘と薬剤性便秘などもあります。
以下、参照です🔽
https://kawagoe-ichou-komon.jp/533936074
【下痢はなぜ起きるのか】
便の水分が異常に増え、液状またはそれに近い状態を「下痢便」、通常より少し軟らかい状態を「軟便」といいます。下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。
理想的とされるバナナ状の便の水分量は70%~80%ですが、これが80%~90%になると「軟便」、水分量が90%を超えると水様便となり「下痢便」の状態になります。
正常な腸では蠕動運動により、腸の内容物を肛門に送ります。内容物が腸を通過する際に、内容物に含まれる水分が体内に吸収され適度な水分を含む便になります。
この時、なんらかの原因でこの「蠕動運動」が異常に活発になった時や水分量の調節機能に障害が起きた時に便中の水分が増加して「下痢便」や「軟便」になります。
腸の「蠕動運動」が過剰になった場合、腸の内容物が急速に通過するため水分の吸収が十分に行われません。そのため、液状の糞便となり下痢便や軟便になります。
また、腸から体内への水分吸収が不十分な時や、腸からの水分分泌が増えると、腸の中の水分が異常に多くなり下痢便や軟便になります。
下痢になる原因は主に3つです。
◯分泌性下痢
食あたりなどで細菌に感染したときや、小麦、魚介などによる食物アレルギー、薬(解熱鎮痛薬など)の影響で腸粘膜に障害を起こしたときなどは、腸管内の分泌液が過剰となり下痢を起こします。
◯浸透圧系下痢
腸管内に浸透圧を上げる(腸の外から水分を取り込もうとする)成分があると、水分吸収がうまく行われず、下痢を起こします。
浸透圧の高いものとしては、一部の豆類・果物や濃いジュース、ガム、お菓子、ダイエット食品などに含まれる砂糖の代替品(マンニトール、ソルビトール、ヘキシトールなど)が主な原因です。
また、乳糖の分解酵素・ラクターゼの欠乏症の人が乳製品を摂ると乳糖が消化されず、下痢が起こる乳糖不耐症もよくみられます。
◯運動亢進性下痢
ストレスや暴飲暴食、冷えなどによって自律神経のバランスが崩れ、腸の動きが過剰に亢進すると、便の通過スピードが速くなって水分の吸収が不十分になり下痢を起こします。腹痛を伴うことが多いのが特徴です。
また、過敏性腸症候群(IBS)、潰瘍性大腸炎、大腸ポリープなどでも下痢を発症しますので、ひどい場合は専門医の受診が必要です。
はぁぁぁぁぁあああ。
難しいですね😭
難しいことを簡単に説明しようと思っているのですが、、、
思っては、、いるのですが、、
それが難しい・・・😭
まずは、自分のお通じがどのように作られて、
どのように排出されて、
どんな原因で便秘や下痢になっているのか。
自分の身体をまず知ること。
そこから☺️
はじめていきましょう😊✨
【本日のひとこと】
お通じは大切な身体のメカニズム❗️
まずは自分の身体を知ることから。