こんにちは☺️
Total Care Salon COZYのゆきこです🌸
本日4月3日でTotal Care Salon COZYが1周年を迎えました✨
本当にありがとうございます❗️
自宅開業するサロンの6割は1年以内に、9割以上が3年以内に廃業していると言われている時代に、
無事に1周年を迎えられたこと、感謝しかありません。
皆様のおかげです⭐️
そこで、今日は初心に帰って、サロンをオープンした時のいろいろについて少しお話しさせていただこうと思います☺️
わたしがなぜ、女性の身体の専門的なことを学んできたのか、サロンをオープンするにあたっての気持ちなどは、
すでにホームページのMy storyへアップさせていただいてます🍀
ご興味ある方はそちらぜひ読んでみてください!
⬇️
https://cozy-yamagata.com/mystory/
今回はちょっと違った視点から開業に至った経緯をお話しします🌸
わたしは理学療法士として、
病院→介護施設→病院と、3箇所での勤務経験があります。
この3つ目の病院、ここは、産婦人科や泌尿器科などの女性のリハビリに関わりたくて就職しました。
女性の身体の専門的な勉強をすでに数年かけてやっている状態で、
実際に関われる仕事がしたい❗️という思いが強くなりました。
一緒に専門的な勉強をしている仲間が2人そこの病院に在籍しているということも大きなポイントでした✨
(人見知りなので、できれば知っている人がいる方が良い。)
大人になって初めて、SPIなるものを勉強しました。笑
就職試験ですね。笑(SPIと聞いて懐かしい方も多いのでは😊笑)
無事に試験と面接をクリアし、採用していただき、
9歳年下の同期たちと一緒に入社しました。
病院の中のシステムもあるので、すぐに自分のやりたいことができたかというと、そうではないのですが、
産婦人科や泌尿器科の患者さんに実際に関わらせていただく機会を多く得ることができました。
病院の先生方、リハビリテーション部スタッフの方々、病棟事務全ての関係者の方々に感謝したいと思います。
でも、そこで、いろいろと疑問に思ったり、上手くできなかったりすることが出てきました。
まず、医療保険の壁。
みなさん病院に行く時には保険証を提示すると思うのですが、日本は医療保険制度があり、国が医療費を補助してくれる仕組みがあります。
これは何割補助してくれるかとか、いろいろ決まりがあるのですが、リハビリに関係することでもこの医療保険が関わります。
医療保険適応内のものに関して、この医療行為は何点、というように診療報酬が決められています。
整形外科の手術でリハビリをするのか、脳外科の病気でリハビリをするのかで診療報酬の点数が違います。
産婦人科、泌尿器科のリハビリではこの医療保険(診療報酬)の壁がありました。
例えば産婦人科。妊娠出産は病気ではないので、妊娠中のリハビリ、産後のリハビリをしたくても、医療保険で適応になる診療報酬の点数をつけることが非常に難しいのです。
つまり、病気じゃないから、医療保険でリハビリするのは難しいよ、ということなのです。
もちろん、切迫早産で入院が長くなってしまった、妊娠で関節に炎症が起こってしまった、産後のトラブルでリハビリが必要という医療的な診断がついた場合はもちろんリハビリの対象になります。
そういう患者さんを担当させていただいていたわけです。
本当は全ての妊婦さん、産後ママにケアの手が届いてほしい。
必要と感じる人も必要でないと感じる人もいると思うけど、必要な人に必要なケアが届くように選択できる機会がほしい。
医療保険の制度の中で、なんとか関われる方法はないか、模索しました。
ただ、病院は大きい組織ですし、自分一人がやりたいからと言ってすぐにそうですかとできるわけではありません。
医師、看護師、事務、多くの方の協力、同意、納得、実現可能なシステムの構築、、、、
大きな組織で何か新しいことをするのには時間も労力もかかるし、全てがうまく行くわけではないし。
いろいろ頑張ってはみましたが、病院という医療保険の制度の中で妊娠出産にリハビリが関わるには結構高い壁がありました。
病院の中でケアが届いてほしいけど届けられない、悔しい、もどかしい、思いをたくさんしてきて。
実際自分の周りには、妊娠中のマイナートラブル、産後の身体の痛み、尿もれ、そのほか様々なことを抱えている人は多く、助けを求めたいけど、どこに相談したらいいかわからない。そんな声が多く聞こえていました。
身体があちこち痛くても授乳中でも使用できる痛み止めを渡され終わってしまった。
身体だけではなく、産後の不安、子育ての不安。
誰に何を相談すればいいのか。この痛みは婦人科なのか整形外科なのか。
でも子どものお世話で忙しくて受診する時間もないし、痛くても辛くても、産後なんて多分そんなもんだろうし、みんな我慢してるだろうし、自分だけじゃないだろうし。我慢できないほどじゃないから、とりあえずいいや。
そんな声もたくさん聞こえてきました。
自分も味わった産後のつらさ。
でも助けを求められないつらさ。
そうじゃない。
助けを求めていいし、痛いのが当たり前じゃないし、辛いのを我慢するのが美徳じゃない。
病院の中にいたら、本当にわたしが届けたいケアを届けるのは難しいかもしれないと思ったのです。
医療保険などの制度にとらわれず、(もちろんそういう制度が国全体でできたら良いが)
自分の身近な人から何かできることはないかな、と思ったのです。
そして、独立起業しようと思うには、仲間の存在がありました。
一緒に女性の心身に関する専門的なことを学んでいた仲間、
理学療法という枠にはとらわれずに、何が必要なのかを学んでいた仲間、
そんな仲間たちにかなり、だいぶ、相当、刺激を受けました。
そんな仲間たちと学んでいくうちに、起業して自分の店を構えて、必要なケアを届けられる人になる、ということがわたし自身の目標になりました。
【全ての女性のサポートができる場を作る】
という目標を、大きく大きく掲げました✨
きっかけは、自分の妊娠出産だったかもしれません。
でも勉強していくと。目の前に患者さんに向き合っていくと、必要な声に耳を傾けていくと、
生まれてから死ぬまで、ケアが必要な時期って随所にあって、
ここだけやればいいってことはないんだなって。
生きていくには、誰かの手が必要で、助けがほしいと思った時に助けてもらえるような環境が整えばいいなって。
そんな簡単なことじゃないけど、自分ができることから始めよう。
自分にしかできないことをやっていこう。
そう思って、一生懸命に準備して開業しました。
起業塾も参加しました。
簿記3級も取りました。
運動器認定理学療法士の資格も取りました。
病院での通常業務、臨床研究の学会発表の準備、当たり前にある日常生活、家事育児、
はっきり言って、おすすめできないくらい大変でした。笑
睡眠時間ももちろん削りました。
でも、楽しかった。
やりたいことやるって、楽しんだなって。
やらなきゃいけないことよりも、やりたいことって、人に勇気ややる気を起こすんだなって。
改めて自分自身で感じました。
こうして、わたし自身のだいぶ重めの(笑)気持ちがこめに込められた
【Total Care Salon COZY】
Body Careではないのは、心も身体もどちらも大切だから。
居心地のいい、暖かいという意味のCOZY。
サポートができる場、居心地のいい場、暖かい場。そんな場所が作りたい。
店の名前にも、たくさんの想いを込めました。
改めて、店を始めて1周年。
本当にみなさんのおかげでここまでこれました✨
本当にありがとうございます。
当たり前のことって、【有り難い】んだなぁって、とてつもなく感じています。
これからも、あなたの身近に、いつでも相談できる、何かあったら、ゆきこに相談してみようって思い出してもらえる、
そんな場になれるよう、精進していきたいと思います🙇♀️
店を作ろうと決意した時に最初に作ったこの目標。
これからも実現できるよう動き続けます✨
これからも応援よろしくお願いします❗️
【本日のひとこと】
1周年ありがとうございます❗️
これからもよろしくお願いします❗️