前回に引き続き、骨盤底筋のお話をしていきます☺️
今日はその②
【骨盤底筋って、どんな働きをしているの?】です✨
骨盤底筋はその①で説明したように、
骨盤の底(そこ)にある筋肉たちで、
骨盤の中にある内臓を支えている大事な筋肉です💪
なんとなく骨盤底筋の働き、予想できる方もいるかな☺️?
それでは説明していきます❗️
▶︎▷骨盤底筋の働き①【骨盤の中の内臓を支える】
骨盤底筋の一番の役割は、やはり内臓を支えることです。
前回見ていただいたように、骨盤の底には穴が空いています。
ここから内臓が落ちてきてしまったら大変💦
骨盤底筋は自分で意識しなくても常に働いてくれている筋肉の一つです。
自分が知らず知らずのうちに、
いつも内臓を一生懸命に支えてくれています✨
さらに、
妊娠をすると、赤ちゃんや胎盤や羊水を含めた子宮(だいたい5〜6kg)を支えることになります❗️
こりゃ大変だ💦
また、通常分娩で出産する場合、子宮口はこれでもか〜〜〜〜〜ってくらい開きます。
(赤ちゃんの頭が出てくる時で10cmくらい開くと言われています)
なんだか、聞いただけで、ダメージ多そう・・・
(これはその③で詳しく説明します)
兎にも角にも、
内臓を支えてくれるという大切な役割が一つ目です🌟
▶︎▷骨盤底筋の働き②【尿を出す、止めるの調整をする】
大人は、尿が出たくなっても(尿意)、尿を我慢して(蓄尿)、トイレで排泄(排尿)
することができますね🚻
これは、当たり前に感じている方が多いと思いますが、
これも骨盤底筋の大事な働きです✨
大人はだいたい200mlくらい膀胱に尿が溜まると尿意を感じます。
尿意を感じて、脳みそは尿が出ないようにきちんと制御してくれますが、
膀胱にパンパンに尿が溜まってくると(350〜500ml)
膀胱の筋肉が収縮して尿を出そうとし始めますが、
骨盤底筋が尿道ときゅっと閉めて排尿が起こらないようにしています。
骨盤底筋が働いていないと、漏れてしまいます⚠️
トイレに到着して、排尿できる準備が整って、
排尿しようとすると、骨盤底筋が緩んで、尿が体外に排出されるわけです☺️
▶︎▷骨盤底筋の働き③【排便のコントロール】
尿と同じように、便も漏れてしまったら大変です💦
直腸まで便が到達すると、脳みそに便意が伝わります。
ちなみに直腸の容量は約200mlくらいと言われています。
この時に、お尻の穴をきゅっと閉めて、肛門が開かないようにする働きをしています❗️
排尿と同じように、トイレに到着し、排便の準備が整ったら、
肛門を緩め、排便できるようにします。
▶︎▷骨盤底筋の働き④【体幹の安定、姿勢の保持】
骨盤底筋は、◯横隔膜、◯多裂筋、◯腹横筋とともに、
体幹(胴体部分)を安定させる働きをしています✨
コアマッスルと言われたりもしますね☺️
聞いたことあります☺️?
この、骨盤底筋、横隔膜、多裂筋、腹横筋の4つの筋肉が
連動して働いて、体幹(胴体部分)を安定させ、
姿勢を保持する役割を担っています。
▶︎▷骨盤底筋の働き⑤【性機能】
骨盤底筋は性的興奮時に、クリトリスの勃起や粘液の分泌に関与しています。
性的興奮時の粘液量の低下や性交時痛、のお悩みをもつ女性は多くいらっしゃいます💦
なかなか人には相談しづらい話題ですが、
骨盤底筋は性機能にも大きく関与しています。
今日は骨盤底筋って、どんな働きしてるの❓
ということについてお話しました。
日頃自分では意識していませんが、
骨盤底筋は常に働いてくれています❗️
大変忙しい筋肉です❗️
大事にケアしていきたいですよね☺️
次回は【骨盤底筋が弱くなる原因って、何?】
というテーマでお話していきます☺️
【本日のひとこと】
骨盤底筋の働きはたくさん❗️
気付かないところで、常に働いてくれている頑張り屋さん⭐️